世界No.1コンサルティング・ファームが教える成長のルール ハイパフォーマー集団が大切にする3つの仕事力

 学び続けるプライドを持て 常に比較対象は人ではなく、昨日の自分

  • 人生を1週間で捉えてみよう。私たちが実際に働いているのは一体何日になるだろうか。厚生労働省のデータによれば平均年齢は約80歳なので、1日あたり12歳に換算することができる。このうち月火つまり24歳までは学生生活、土日つまり60歳以降は定年と考えると、仕事をしているのは水木金の三日間だけである。その上で水曜日の生き方を考えてみると、目先の楽しみを見ている段階ではないことに気づく。そして周りにいる人は常に変わる。でも昨日の自分は自分が一番よく知っているはず。昨日の自分を1%でも超えられただろうか?成長したと実感するコツは自分の看板、つまりシルバーブレットを用意することである。社長や部長などの「長」を目指すのではなく、経営者や役者、学者など「者」を目指すつもりで。1日1日の積み重ねが必ず成長につながり、気づくと自分がいるコミュニティでオンリーワンになっているはずだ。それも情熱があればあるほど、その変化は思ったよりも早く訪れる。ちなみにどんな分野においても、一流になるために必要な時間は10,000時間、1日あたり2.7時間を10年間と言われている。

 

訊く力とは 「絶対に否定されない」安心感を相手に与えること

  • 「私は絶対に話の途中で否定しません。好きなことを3分間何でも話してください」と言われると人は通常の2割多く話すらしい。話の途中で割り込んで否定するのは言語道断。相手が話し終わったタイミングで「9割の同意と1割の気づき」を意識する。 相槌は「わかります」ではなく、「そうなんですね」を使うこと。こちらは共感しているつもりでも「なぜこの人は私の気持ちがわかるの?」と不快に感じることも。間や沈黙を絶対に自分から破らない。黙っていると言うことは相手は考えていると言うこと。あくまでも相手に求められているのは自分自身の価値証明ではなく、相手の良さを引き出すことを忘れない。

  

ロジカルシンキングに依存しないこと、閃きは訓練で鍛えられる

  • 一般的に頭のいい人、というのはロジカルシンキングができる人を指すことが多いが、論理に固められた思考には意外と落とし穴も多い。特に同じ仕事を長く続けていたり、社会人生活が長い場合、決められたロジックや思い込みで思わぬチャンスを逃しているかもしれない。フランシス・ベーコンの4つのイドラ(*1)によると、多くの人が「間違った思い込み」を持っておりそこから抜け出せていないとのことだ。ではどうやれば抜け出せるのか。実は直観的な閃きは脳の線条体が働いており、訓練で鍛えられることが脳科学的にわかっている。秘訣は当たり前を知って意図的にずらすこと。常識をバカにするやつに、常識を超えたことは絶対にできない。

あなたは暴風雨のなか、車を運転しています。バスの停留所に差し掛かったとき、3人の人がバスを待っているのを見かけました。ただバスはすぐに来る状況ではありません。3人はこのような方です。

1.あなたのピンチを救ってくれた昔の友人
2.具体の悪そうな老婦人
3.あなたの理想にぴったりの素敵な異性

あなたの車は2人乗りなので、あと一人しか乗れません。では、誰を乗せて走るのが良いでしょうか?

 これは実際に本書で紹介されていた「間違った思い込み」に気づかされる問いである。

あなたならどうするだろうか?きになる方はぜひこの本を手に取ってみてほしい。(Google検索でも答えわかるけど)

 

今日はここまで!

Let's hack your life !

 

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